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秘書検定では全ての級において、「理論」編と「実技」編で構成され、どちらの分野も60%以上を取得しなければ最終合格になりません。
「理論」編…秘書の資質、職務知識、一般知識
「実技」編…マナー接遇、技能
【3級と2級】
「理論」編…五肢択一問題で出題され、解答用紙はマークシート方式になっています。
「実技」編…五肢択一問題・マークシート方式と記述問題からなっています。
【準1級】
筆記試験とその約1ヵ月後に合否結果が各人に通知され、筆記試験の合格者のみに面接試験が行われます。
・筆記試験
「理論」編、「実技」編とも50%が五肢択一問題のマークシート方式、50%が記述問題で構成されています。
選択肢から選べるというだけでなく、文章で解答できる能力が必要になります。
箇条書で的確に正確な表現でということがポイントになります。
・面接試験(2次試験)
筆記試験で解答できたものを実際に表現できるかどうかが問われます。
3人1組で、あいさつ・報告・状況対応をロールプレイング形式で行います。
【1級】
筆記試験と面接試験があります。
さらに、合格に必要取得も課されています。
・筆記試験
「理論」編、「実技」編とも記述問題のみです。最上級の秘書ということで、長文問題で内容や状況設定もかなり複雑になり、基礎応用から臨機に対応できる能力を身につけなければなりません。
・面接試験
ロールプレイング形式で、あいさつ・報告・状況対応・補足質問からなり、2人1組で受験し、審査基準も最も厳しくなっています。
一言アドバイス
受験への取り組みとして、まずは、日常生活の中で、あいさつ、来客時の席順、乗り物への乗り方など基本になることが、実践できるチャンスですので、取り入れていきましょう。
最近では手紙を書くことは少なくなったものの、メールのやり取りが多くなっています。メールの書き方、マナーをしっかり身につけておくことをオススメします。
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