合格のポイント
3級
・理論と実技の各分野で60%以上の得点が合格基準になっています。理論領域の基礎固めがポイントになり、実技ではケアレスミスをなくし、落ち着いて臨みましょう。
・実技分野では実践的で明確に回答が出る内容なので、丁寧な学習を心がければ案外得点しやすいのです。
・理論分野では、「秘書の資質」「職務知識」が秘書の機能や役割など基本の考え方を理解していないと得点につながりません。この部分は秘書業務の土台ですので、重点的に過去問題を解き、考え方を理解することが重要です。
2級
・実技分野は学習量が得点に比例しやすく、勉強すればするほど身に付きます。
・理論分野では「秘書の資質」「職務知識」をいかに攻略するかがポイントとなります。
・一般知識は用語の理解と暗記、マナー・接遇は敬語の理解と接遇用語の応用力アップ、慶弔関係の上書きのマスター、技能は記述問題対策がポイントになります。
準1級筆記試験
・記述問題に慣れることが肝心です。簡潔にまとまった解答を書く練習、要点やキーワードを書き出す習慣をつけるなどが有効です。
・一般知識の幅を広げます。細心のビジネス用語、財務・会計の知識、経営学に関する知識を用語だけでもきちんと整理しておくことが確実な得点につながります。
・各分野のポイントを整理します。職務知識では組織の中での秘書の役割という視点、マナー・接遇では、高度な気配りが必要になります。
1級筆記試験
・領域は、他の級と大きく変わりません。内容が高度・複雑になります。
・全ての問題が記述式で、重点を要約し、簡潔で的確な解答文を書くことが重要です。文章力、要約力、表現力などを磨くのが有効でしょう。
・日頃から新聞・雑誌に目を通し、細心のビジネス用語も理解しておきましょう。
・秘書としてあらゆるケースを想定して多面的に思考できることが求められます。
準1級・1級面接試験
・面接試験は、マナー・接遇を知識だけでなく、実際に行う能力があるかを審査するものです。合格のポイントは、いかに印象をよくするかです。
・整った身だしなみ、姿勢や表情からかもし出す感じのよい雰囲気、上品で無駄の無い立ち居振る舞い、明るくはっきりした丁寧な話し方など、印象のよさが大きなウエイトを占めます。
・面接試験は会場に到着してから退室するまで、順番を待っている時の態度も審査の対象になる場合があるので注意しましょう。
一言アドバイス
・各級ともに幅広い学習がよりよい得点に結びつきます。日頃から実践し身に付けることで得点にも繋がります。
・面接では、油断は禁物です。待っている時でさえ、見られている意識をもつことです。
|
■ TOP(秘書検定に合格したい!)
秘書検定合格者が教えるコツ