領域を理解する
秘書の資質
・秘書業務の理解の土台となる部分です。秘書としての心構え、立場や役割を理解しているかを問う領域です。
・資質は、ポイントを暗記するといった勉強法で身に付くような内容ではありません。過去に出題された問題を自分の考え方で解いて答え合わせをしてみましょう。
・「秘書A子」が登場し、ある状況設定の中で適当、不適当な選択肢を選ぶスタイルですので、自分が「秘書A子」だったらどうするかを考える習慣を身に付けることです。
職務知識
・上司と秘書との職務上の関係、秘書の仕事の基本的な守備範囲が対象になり、秘書の仕事を遂行するのに必要な知識です。
・秘書の資質に比べて、より秘書業務そのものに踏み込んだ内容になっており、秘書の資質と同じく暗記するような項目は少なく、実際に問題を解いて考え方を身につけ、テキストなどで知識を整理するのが有効です。
・頻出項目は秘書の業務内容、上司の出張中に心掛けること、合理的な仕事の進め方などです。
一般知識
・ビジネスの基本用語、経営に関する知識、ビジネスに関連する法律、財務・会計、税金、時事問題など幅広い内容を広く浅く理解します。
・重要なものとして、秘書の業務で扱う機会もある手形と小切手の知識です。テキストでしっかり理解しておく必要があります。
マナー・接遇
・秘書のイメージが上司や会社全体のイメージを左右するため、マナー・接遇は、秘書にとって中核となる要素です。
・出題においても、3割以上を占め、最も重視されています。重点的学習で高得点を目指しましょう。
・頻出項目は、電話応対、来客応対、敬語の使い方、慶弔事のマナーなどです。
技能
・一見、覚えるのが大変そうですが、実践的内容なので理解しやすく、知識を整理すれば確実に得点できるでしょう。
・事務処理にかかわる問題が大半を占め、残りは文書の取り扱い、郵便、事務用品などに関する知識です。記述式では、文書の書き方、グラフの書き方に関する問題が頻出し、グラフはフリーハンドで書くので、きれいに仕上げることより、タイトル、出典、単位記号を正しく記入するなどのポイントに注意を向けましょう。
一言アドバイス
・出題項目によっては、テキストでしっかり身に付けるもの、実践的に身に付けるものにわかれます。
・効率よく、計画立てて学習することで、高得点に繋がるとおもいます。
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