実務能力
・与えられた仕事を期日までに完了するため、計画を立てて実行することです。上司の求める仕事を確実にこなしていくようにします。
・計画→実行→見直し→改善のPDCAサイクルで経験を積み重ね成長していきます。
・仕事をやりっぱなしにせず、不備な点を見直し、次の仕事の改善につなげることが大切になります。
コミュニケーション能力
・パイプ役として情報の流れをスムーズにし、報告・連絡・相談が円滑にできることです。
・必要に応じて多忙な上司のコミュニケーションを補佐する役割も求められます。
・社内連絡事項、部下からの報告、連絡、相談など取次ぎの場面において、正確かつ簡潔に用件が伝わるように要領よくまとめます(5W1H)。
・上司のためによい人間関係を作り出すコミュニケーションを心掛けましょう。
状況判断力
・広い視野と柔軟性を持ち、状況に応じて機転を利かせます。
・現場の状況はいつも変化しているので、状況に合わせて機敏かつ適切に仕事を処理する必要があります。その時、何が重要かを判断し動くことが大切です。
・上司が忙しそうだからといって、勝手にアポイントメントを取り消すなどといったことは秘書の越権行為になります。
調査してまとめる能力
・情報は上司にとって重要な経営資源です。情報整理はプレゼンにも役立ちますので、簡潔に伝えることが必要になります。
・特定のテーマに関する情報収集や調査をわかりやすくまとめて上司に報告します。上司は仕事の効率も上がり、意思決定しやすくなります。
・資料まとめやプレゼン用のレジュメ作成のためにPC操作は必須の技能です。
オフィス機器を使いこなす能力
・PCは基本、時代の変化に合わせ便利なツール、新しい機器にいち早く対応し活用します。
・新しいシステムは、情報の共有や、紙文書の削減、効率アップなどを目的として導入されます。事務処理の要となることの多い秘書は、新しい機器にいち早く慣れ、使いこなせるようになる柔軟性が必要です。
・主なオフィス機器として、PC,プリンタ、コピー機、ファックス機、携帯端末などです。
記憶力と表現力
・上司は多くのビジネス関係者に会うため相手の顔と名前が一致しないことがあります。上司の記憶が定かでない場合、思い出すきっかけを与えるなどすることで、次回会う場合、上司は適切に対応できます。
・いただいた名刺に特徴を記入するなど工夫が必要です。
・記憶力は人名だけでなく、重要なスケジュール、地名、商品名、書類の保管場所など、とっさに必要なとき役立ちます。
・上司に代わってビジネスレターや挨拶状などの原案を作成することも多いので、基本的な文章表現力を身に付けておくべきです。
一言アドバイス
・上記にあげた能力は、日常生活から身に付くことが多いです。文章作成においても相手を思いやり作成することで心のこもったものになります。
・上司のためにいかに的確に伝えられるかを自分なりにまとめておくことも大切です。
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