出題領域と審査基準
秘書技能検定の合格基準
・筆記試験は、各級とも「理論」「実技」の二分野から出題されます。
理論は、秘書の資質、職務知識、一般知識、実技は、マナー・接遇、技能の五つの領域から構成されます。
・合格基準は、理論と実技のそれぞれの分野で60%以上正解していることです。理論、実技のどちらかで高得点をとっても、もう一方が60%以下ならば不合格となるので、バランスよく得点する必要があります。
3級
・新人社員に求められるレベルで、基本を理解し初歩的な秘書技能を身に付けます。
・初歩的とはいっても基本はしっかり押えておく必要があり、社会常識としてのマナー、ビジネスマナーは、人間関係を理解したうえで、適切に実践できることが求められます。
2級
・秘書の職務について理解を持ち、一般的な秘書業務を行うのに必要な知識、技能を身に付けます。
ある程度社会人経験を持ち、ひととおりの秘書業務をこなせる、ひとり立ちできるレベルといえます。
・2級になると、実際にオフィスで通用するレベルが求められ、文書の問題でも、より複雑かつ実践的な技能が求められます。
準1級
・秘書として専門的な知識、技能を身に付けます。標準的に求められる技能を超えた、上級秘書への入口にいる程度の能力と考えられます。
・ビジネスパーソンとして十分通用する知識が求められ、技能領域で問われる内容もより複雑・高度になり、さらに、面接による審査も加わります。
1級
・上級秘書として専門的な業務がこなせる、上司から頼りにされるレベルになります。
・準1級までの出題領域に加え、英語に関する項目が加わります。レベルは英検2級程度で、一般的社会人として必要な程度です。
・筆記試験合格者のみ面接試験があります。秘書にふさわしい格調のある雰囲気が求められます。
一言アドバイス
・各級とも共通した分野からの出題になりますので、幅広く学習する必要があると思います。
・上級レベルになると面接試験もありますので、マナー・接遇といった対人対応に気を配り学習するとより身に付くと思います。
|
■ TOP(秘書検定に合格したい!)
領域を理解する